ハロゲンとは、フッ素(F)、塩素(Cl)、臭素(Br)などを指します。 したがって、フッ素は、ハロゲンの一つになります。
ハロゲンフリーが話題になる理由は、塩素や臭素を構造に含むプラスチックやそれらの化合物が添加されたプラスチックを燃焼するとダイオキシンが発生する懸念があるからです。
多くのふっ素樹脂は、フッ素と炭素で構成される樹脂であり、ダイオキシンの発生が懸念される塩素及び臭素を含んでいません。(*1) 現在、環境法規制等でハロゲンフリーの規定はありませんが、電気、電子機器に使用される銅張積層板ではJPCA(日本電子回路工業会)やIEC(国際電気標準会議)の規格では塩素、臭素のそれぞれの含有率が900ppm以下、塩素+臭素の総量含有率が1,500ppm以下のものをハロゲンフリーとしています。したがって、ふっ素樹脂製品は、ハロゲンフリーやノンハロゲンとして扱われます。
(*1) ふっ素樹脂の中には、構造に塩素を含む種類もありますが、その優れた特性により代替が困難な用途に使用されています。塩素を含むふっ素樹脂は、「ふっ素樹脂の特性と用途」を御覧ください。
*第17族 (ハロゲン)の列の上にマウスポインターを置くと第5周期までを拡大表示します。